将棋(ウォーズ)やってます

今年の初めから、将棋(ウォーズ)を始めました。

将棋ウォーズとは、オンラインで見知らぬ人と将棋を対局できるアプリで、アプリ内の級・段位は将棋連盟から公式に認定されたものとして、有料になりますが申請すれば免状なども獲得できる仕組みです。

2024年7月、この記事を書いている時点、私は2級です。正確には、10分と10秒で2級、3分で3級です。ウォーズを始めて2~3カ月ぐらいで3級になり、そこからまた2~3カ月で2級になりました。昇級スピードとしてはまあまあ普通?ぐらいでしょうか。ただ、2級に上がってから急に勝てなくなり、現状はどんどんポイントが落ちてしまっているので、ここから先の昇級はかなり大変そうです。では、どんな戦法を使って、どんな将棋を指すのか…の前に、少し思い出話に入ります。

将棋に触れた最初は、小学生の頃に祖父が指していたのがキッカケ?で覚えて、学校の将棋クラブに入ったりもしてました。特に何かで将棋の勉強をしたわけではなく、定石も何も知らずに我流で指していたので、別に強くはなかったと思います。その中で、確か小4の時に小6の子に勝った記憶は残っていて、普通は他のことで2学年も上の子供に勝てたりはしないので、それをちょっとした自慢には思っていました。小学校卒業以後は、特別に将棋を指すこともなく、NHK杯とかで「あ、将棋やってる」と思ったら、たまに少し見るぐらいでした。

将棋に再び強く興味を持ったのは、2013年の将棋電王戦(第2回)をニコニコ動画で見たからです。それをキッカケにニコニコプレミアムにも加入して、将棋番組を興味を持ってみるようになりました。2015年の電王戦FINALについては、感想記事も書いています。

で、そこから約10年間はいわゆる「観る将」という部類の将棋を観ることが趣味にはなっていました。将棋は見るけれど、積極的に指すことはしませんでした。その理由は、他の資格試験で勉強することがあったのと、小学生の源体験はあるものの、実際は将棋が強くないのは分かっていたので、やってもボコボコに負けて面白くないのでは?と考えていました。実際たまに「ぴよ将棋」とかネットでCPUと指しても、CPU相手だと気持ちが入らず、適当にやってしまい、ある一定レベル以上になると全然勝てず…という感じでした。あとは、将棋を真剣に指すのはもっと歳をとってからの楽しみにとっておこうかなと思っていたのもあります。

そんな奴がなぜ今年突然将棋(ウォーズ)を始めたのか。特に深い理由はなく、正月休みに時間があったからなんとなく感じです。最初は案の定あまり勝てず、なにか使う戦法を固定しようと、少し本とか動画を見て「三間飛車」を使うことにしました。なんとなく、感覚で指す振り飛車の方が合ってる気がしたのと、攻守のバランスが良いらしいので、使ってみることにしました。三間飛車に戦法を固定して、ほんのわずかな定石ぐらいは覚えた結果、だいたい4級と認定されました。で、そこから自分が4級とわかって、相手がCPUではなく対人になると、結構熱が入っていき、Youtubeの将棋チャンネルを観たり、定石書をかじったり、真面目に将棋勉強を始めました。のめりこみすぎると、周りが見えなくなるというのは本当で、電車とかで熱中すると降りる駅を乗り過ごしそうになるので危ないですね。

自分の将棋スタイルは、読みよりも直感重視で、長考して良い手が出るというよりも、調子の良い時にひらめきで勝つみたいな感じです。攻めか受けかでいうと、最初はかなり受けに寄っていて、というか攻め方が分からず、ひたすら相手の攻めを耐えて入玉して勝つみたいな感じが多かった気がします。だんだん攻めが分かってきてからは、調子よく連勝できる時は攻めが決まっていることが多いですね。直感とひらめき重視なので、10秒将棋がたぶん一番合ってる気がします。最初は3分が得意かな?と思ったのですが、早く指しすぎるとうっかりミスが増えて、序盤であっさり負けることも多かったです。

ここからの目標は御多分に漏れず、初段を目指したいと思います。今の状況から察するに、簡単ではないと思いますが…。詰みが全然見えてないので終盤を強化して、序中盤ももっと読みを深くしないと、今の直感重視だけでは、これ以上強くならないかもしれません。まあ、できれば2026年までには初段になれたら…ぐらいの目標感で、のめりこみ過ぎて他が疎かにならないように注意します。

ということで、今回は将棋の話でした。最後に、将棋じゃないのに、将棋にハマると、ヒカルの碁を読み返したくなる不思議があります。

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