孤独の資格(試験)道 ~まとめ編~

資格・試験についての話をまとめます。

これまで不定期に4回書いてきました。資格・試験の話シリーズ、この記事にて一旦締めとさせていただきます。最後は資格・試験に関わるプロセスについての所感を述べます。

~これまでの記事~

①試験申込
どんな試験もまず申し込まなければ、始まりません。申し込む理由は、大きく分けて個人の意思か会社からの指示のどちらかになると思います。個人の意思で申し込んだ場合は、申し込みの時点では試験に合格する意思があって申し込んでいるものと思いますので、あとはその意志を試験日までどれだけ持続できるか次第です。できれば申し込みする前に、その試験がどんな内容であるか、合格できる目算がどの程度あるかは確認しておいた方が良いと思います。申し込んだ後に参考書を読んだらまるで分らずやる気を失って受験すらしないなんてことは、お金も時間も勿体ないことになるので。会社の指示で申し込んだ場合は、その時点でやる気がなくても、それは仕方ありません。会社の指示ならば、費用も会社持ちであることが多いと思うので、その場合は気楽に考えればいいのではないかと。会社指示なのに、費用が自分持ちだった時はなんとかモチベーションを上げることができるかどうかにかかってます。私の場合、受けた試験の80%は個人の意思、残り20%が会社の指示という感じでした。


②試験までの学習
人によってタイプと相性は全然違うと思います。計画を立ててコツコツやる人、直前に一気に詰め込む人、ほぼノー勉強を貫く人など。何が合っているかは人それぞれで、結果的に合格できれば試験に対する戦略としては、それが合っていたということになるでしょう。学習の方法も、試験の形式によって変わってきます。大きく分けると知識量次第で、ある程度暗記が必要な試験か、応用力を問われる理解が必要な試験ですね。前者であれば、学習すればするほど効果はありそうなので、個人によって必要な時間量とやり方が変わるという感じです。後者はいくらやっても、効果が出ないこともあります。試験当日のコンディションや試験問題に左右されます。私は、計画を立ててある程度コツコツかつストレスになるほどはやらないタイプでした。かなり多くの試験を受けるには、それぐらいの気構えの方が良いと思います。


③試験を受ける
私は試験日がいやだ!緊張する!と思ったことは一度もありません。試験の1週間ぐらい前からは、早く試験日になって欲しい思います。それは自信があるとかではなく、その時点の結果が見えるのが良いのと、最初の資格記事でも書きましたが、試験を受けること自体は好きだからだと思います。実際受けたら全然できずにもっと勉強すればよかったと思うことも稀にはあります。簿記2級の初受験とかはそうでした。しかし、たいていはその時の実力とその日の運(試験問題)による結果だと、受け入れて終わりです。落ちたらどうしようという感じではなく、その時点で実力を測れるて、結果が見えることを楽しみにしているという感じです。試験の時に気を付けた方がいいことは、やはりメンタルですね。緊張して全然寝れずに力が出せないというのはもったいないので、気楽に考えるのが一番です。


④試験直後から合格発表まで
試験を受けた後、ネットの回答速報とか公式の回答が出てきて、それで自己採点するのも結構好きです。ギャンブルの結果を見るドキドキ感ともちょっと似ているのでしょうか。この時点で合否がはっきり分かる試験も多いので、その場合は合格ならハッピー、不合格ならガッカリの状況になります。尚、試験を受けた直後はわりとハイになっていて、結果がどうあれすぐに次の試験を受験したくなるというか、次の勉強を始めることもあります。。そのモチベーションが続けばすごい成果が出せそうですが、だいたい1週間もするとその熱は収まってしまいます。


⑤合格発表
④の時点で合否が分かってしまっているものは、正式な合格発表は通過儀礼として受け入れるだけですね。④で合否が分からないものかつ、合格発表が1~2か月後のものだと、試験日の手ごたえはうろ覚えになっていることもあります。が、これまでの試験でこれは絶対合格したと思ったものが不合格だったことは無いですし、これは不合格に違いないと思ったものがまさかの合格だったこともありません。だいたいは予想通りです。ちょうどギリギリ、合格か不合格か微妙なラインなのが、合格だった時が、一番うれしい瞬間かもしれませんね。


⑥合格発表からその後
合格してからしばらくすると、合格書が送られてきます。これが、その試験を噛み締める最後の時で、それを受け取ったところで一つにゴールになります。やっぱり形としてなにかもらえるものは嬉しいもので、合格書を見るとその試験への思い出が浮かびます。で、それが中毒になると、次から次へ受け始めてしまうのですね。落ちていた場合は、その悔しさを次のモチベーションに変えるしかありません。諦めないで受け続ければ、大抵の試験はいつかは合格できるはず!(合格率一桁の超難関資格はそうとも限らないかもしれませんが)


これで資格・試験について書きたいことはだいたい書けました。自分の子供がこれから学校の勉強とか、なにかの試験を受ける時に秘訣を教えるか?聞かれたら答えますけど、素直に言うことを聞くタマではないので、基本は自主性に任せます。

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