約2年8か月ぶりのヴァンパイア騎士メモリーズ、まとめて3巻分の感想を書きます。
先日、ヴァンパイア騎士メモリーズが連載されていることを知って、約10年ぶりにこのブログに行き着いたという方からツイッターのリプライをいただきました。10年前を思い返すと、毎月のヴァンパイア騎士感想を書くことに何よりの心血を注いでいた時代でした。現在、ヴァンパイア騎士メモリーズを毎月LaLaで読んでいる方は、10年前からのヴァンパイア騎士ファンが大半なのでしょうか。それとも新しいファンも多くて、メモリーズで初めてヴァンパイア騎士を読んで、遡って本編ヴァンパイア騎士を読んでいる方も実は多いのでしょうか。いずれにせよ、このブログのアクセス履歴を見ても、今でもヴァンパイア騎士の過去記事を読んで下さる方がいるようなので、大変嬉しいことです。
前回の感想から約2年8か月も経ってることからわかる通り、その間、ヴァンパイア騎士とはまるで接点のない生活を送っていました。正直な話、ツイッターでコメントいただくまで、ヴァンパイア騎士メモリーズの連載がまだやってることすらあまり認識してなかったぐらいです。コメントをいただいたのをキッカケに調べてみたら、ちょうど今年の8月に最新の8巻が発売されていたことを知り、せっかくならば溜まっていた分を読んで感想を書こうと思った次第です。
では、以下に6~8巻を読んで気になったことを羅列していきます。かつてヴァンパイア騎士に魅入られて、その後隠居したオヤジの戯言としてお楽しみください。
①星煉の設定
星煉って、これまでに詳しい設定が明かされたことありましたっけ?本編を読んでる当時は、彼女にはきっと重大な秘密や役割があって、きっとクライマックスではそれが明かされて「そうだったのか~!」と膝を打つような展開を想像していました。ところが、ヴァンパイア騎士本編では最初から最後まで「?」という存在のまま終わってしまった記憶しているのですが・・、記憶違いで実は本編でもいろいろ明かされていたらすみません。ただの老化による記憶の衰えです。さて、メモリーズでは、まさかの夜刈先生に師事していたことが判明しました。意外な組み合わせ・・・でも案外性格的に意気投合できるかもしれないと思いますね。
②父親をしている零
あの零が、普通に父親をしているって驚きですよ!!・・・と書いたものの、それはある意味で自分に返ってくる言葉かもしれません。実際に誰かの父親になるまでは、どういうことか?どうすればいいのか?ははっきりわかってませんでした。しかし、その立場になれば、自然とそうなると言いますか、何が正しいかはわからないものの、とにかく父親にはなっているのです。この時点の零って、何歳ぐらいの想定なんですかね?見た目はほぼ変わってないけど、実年齢も精神年齢も、本編の時とは別人のようになってるのでしょうね。
③千年経っても生きていた墓守の一条さん
一条さんが千年後、「イチオウ」生きている!というダジャレを思いつきましたよ、わっはっは!!見た目はかつての一翁じいさんみたいになってますが、やっぱり根の性格は変わってないみたいですね。ずっとこの世界の裏回しの役割を生きている人、それが一条さんだったのでしょう。千年もそんな役割を任されて可哀そうに、一条さんに幸あれ!・・・まあ、でも千年も漫画読み放題だったなら実は一番幸せだったりして。
④愛と恋の関係
これは突っ込んでいいのか、悪いのか、どうなんでしょう。今の読者の皆さんはどう感じておられるのでしょうか?単純な姉妹とは言い難い雰囲気に包まれつつ、そこに不穏な空気があるかといえばそうでもない。かといって冗談にできる感じでもないし、ギャグでやってる関係とも言えないような。アンタッチャブルなんでしょうか。10年前だったらもっとズバズバ突っ込んだかもしれませんが、今だと「そっとしとこ」って感じですね。
⑤零と優姫の結婚式を氷漬けのまま見せられる枢さん
やめたれや!!ここで長き眠りから目が覚めて・・・「そろそろ、いい加減にしてくれないかな。」と言って、二人の間に割り込む…そんな世界は寂しいけどやってこないのですね。改めて思うんですけど、枢さんはなんで氷漬けになってしまったのか。この混沌とした世界も、あなた一人いれば鎮圧できたんじゃないかと思ってしまいます。混沌を鎮圧した後にはまたこの世界を統べる魔王になってしまうのかもしれませんけど。
⑥まだ生きていた純血種・・・誰だっけ?
いや、覚えてますよ、覚えてますとも。あの~~~ね。はいはい、え~っと、、、あのちびっこ純血種くんでしょ。たしか・・・トウマ?だっけ?そんな名前ですよね?いや。正解を調べてないので、合ってるのか、間違ってるのかわかってません。まあ、もう2度と出てこない気がするから、どうでもいいですかね!
⑦新キャラポチタロ
意外な角度から新キャラが出てきましたね。過去の物語的にも、今後の物語的にも、かなり重要なキャラと見ました。その名は愛の犬でポチ!じゃなかったら、タロです。人間だったはずの彼が、なぜか千年後の世界も生きている?それとも本人ではなくて子孫?この謎については、今後明かされるのだと思いますが、人間とヴァンパイアの共存のキーになりそうなキャラとみました。
⑧変態魔王の復活はまだか!?
8巻の最後、おまけマンガで変態感はちょっと戻ってきた感じがありますね。魔王感も、7巻のあるシーンで「殺す」というワードを使った瞬間はドキッとしましたが、まだまだあのすべてを凍り付かせる雰囲気は戻ってきていません。優姫も零もいなくなった千年後の世界で魔王に戻る必要はないかもしれませんが、できることならあの「誰もが震える変態魔王」の復活をもう1度見てみたい。なんだったら、メモリーズの最終回が変態魔王様が、有象無象を蹴散らして「僕が王だ」と言って玉座にたたずむシーンでも・・・って、どんなストーリーだよ!続きはヴァンパイア騎士GH(ごめんなさい樋野まつり先生)でお願いします。
それでは次がいつになるのかはっきりとした約束はできませんが、2025年3月までには必ずやまた。
この記事へのコメント
ダン・トーマス
まだまだ健在でしたね、あのノリ(笑)
実は私も最近積読で二巻程読めていないのですが、これ見て早く読もうかなと思いました。
月の騎士