2018年の格闘技ベストバウト10選

例年より少し遅くなりましたが、今年も一応やります。


北岡 悟 VS 武田 光司 (DEEP86)

北岡悟は下からの突き上げをことごとく退けてこの地位に座った人だったので、
言葉は悪いですが明らかな格下に負けたのはショックでした。
が、これも格闘技の摂理ですし、まだ終わってないことも年末の試合で見せて
くれました。2019年の北岡悟も楽しみにしています。



五味 隆典 VS メルヴィン・ギラード (RIZIN.11)

会場観戦した試合では、さいたまスーパーアリーナの総立ち状態を久々に見ました。
やっぱりみんな(10年ほど前から格闘技を見てる人に限るにせよ)
五味隆典が好きなんだと改めて思いました。ヒリヒリして切ない現実ばかりでなく、
たまにはこういう出来過ぎ劇を見れるのが幸せですよね。



ボブ・サップ VS 大砂嵐 (RIZIN.13)

格闘技を見て、ここまで笑える試合はなかなかありませんよ!
大男2人がスタミナ切れして棒立ちで見つめ合う姿は、
格闘技としては最低だけど、笑いが止まりませんでした。
試合後のズンドコ含めて2018年バカ負け大賞として、あえて選びます。



那須川天心 VS 堀口恭二 (RIZIN.13)

ボブサップVS堀口の茶番後に見ると、その凄さが際立ちます。
特に相手のルールに堂々と立ち入って、笑顔を浮かべながら
互角に渡り合った堀口の人間としての強さはとてつもなかったです。
判定負けはしたけど、一つも評価が落ちない挑戦でした。



コナー・マクレガー VS ハビブ・ヌルマゴメドフ (UFC 229)

偶然この試合の前に、WOWOWオンデマンドが見れる状況になったので
リアルタイムで見れました。感想としては、良くも悪くも
格闘技の常識を超越していたマクレガーが、常識的な格闘技指標に
引っ張り込まれたなという感じですね。でも面白かったです。



椿 飛鳥 VS 葛西 和樹 (格闘技代理戦争2)

格闘技代理戦争の本選入りをかけた戦いで、
技術観点でいえば正直アマチュアレベルだし、
内容が面白い試合でもないんですが、マッハVS青木の代理因縁もあってか、
試合前後の様子含めて、これが最も熱がこもり、心うたれました。



仙三 VS 若松 祐弥 (パンクラス293)

まあまあ面白くはなるだろうなぁ~と思っていたら、
その数倍は面白くなったで賞の試合です。
尻上がりに盛り上がっていく見事なシーソーゲームを
苦労人のベテランと伸び盛りの若手がやってくれました。



佐藤 天 VS マット・ベイル (パンクラス300)

これもまたシーソーゲームでハラハラした試合でした。
トライブTOKYO勢の試合は当たりが多く、格闘技の醍醐味が
伝わりますね。バチバチの外国人相手でもこれができるのは
練習の賜物でしょうか。今後も期待です。



井上 尚弥 VS ファン・カルロス・パヤノ (WBA世界バンタム級タイトルマッチ)

この試合を見る前の観客の期待は、ほぼ「井上 尚弥の圧勝」
だったと思います。しかし、その期待を遥かに超えるほどの衝撃、
このレベルで、たった2発のパンチで試合が終わるとは
さすがに予想できなかったでしょう。本当の「圧勝」でした。



前澤 智 VS パク・ジョンウン (DEEP ジュエルス21)

ぶっちゃけ試合を見る前は「日本人が競り負けるんだろうな…」
という勝手な諦め予想を抱いて見たのですが、むしろ競り勝った
前澤にアッパレ!な試合でした。その後にベルトも獲得して
努力で人は成長できること、夢を見させてもらいました。



それでは2019年の格闘技界にも幸あれ!

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