ブクログからタグを貼り付ける関係により、
1位~10位まで一気に掲載すると、それだけで文字数制限ギリギリなので、
10位~6位と5位~1位に分けて2記事投稿します。今日は漫画編です。
方式としては、ブクログでレビューを書いてるものはそのレビューと併せて掲載。
レビューを書いてないものについては注釈を加えてご紹介します。
自分が読んだ時期は全て今年に入ってから(になるはず)ですが、
発売時期としては、かなり古い作品も入っていますのでご了承を。
どれか一つ、少しでも興味を持ってもらえれば幸いです。
では以下より早速ご紹介。
第10位:さよなら絶望先生(29巻)
これを10位に選んだ理由は、本書に収録されてる「宇治拾位物語」を
読んでもらえれば分かります。10位なんてすごいです!
ちなみに一番面白かった話は「在庫の人は」でした。いい話……だと思います。
マガジン本誌では、既に最終回を迎えてしまったようで、
なにやらそこに至るまでは、まさかの驚愕展開が巻き起こってるみたいですが、
単行本派なので、ネタバレ回避しつつ次巻まで楽しみに待ちたいと思います。
第9位:魔法先生ネギま!(最終巻)
今回はレビューというより個人的な思い出話が主なので、予めご了承を。
第1巻を読んだのは、今から数年前のこと。「美少女に囲まれるハーレム作品」
に免疫がなかった(まぁ今も得意ではないのだけど)のもあって、
正直に言って、読む前は完全になめくさっていた。
しかし、立ち読みながら実際に6巻ぐらいまで読んだ感想は、
「意外と面白い!」であった。ハーレム感はやっぱり満載だし、
サービスカットもところかしこにあって、男の欲望が「これでもか!」と
全面的に出ていたのは想像通りだったが、想像以上だったのは
ストーリーの基盤がめちゃくちゃしっかりしてることだった。
31人の生徒がそれぞれ個性を発揮させる物語を描くだけでも、
並大抵ではないのに、行き当たりばったりで描いてる感や、
とりあえず女の子を多く出して喜ばせればいいや感が全然ない。
10人ぐらいまでなら、どうにかできなくもないかもしれないが、
31人はキャラ設定を考えるだけでも自分にはとてもできないと思い、
ハーレムものだからといって軽視できる作品ではないと、
感心してしまった。それが出会いである。
それ以後は、密かに買い集めたり、一時読まなくなったり、
売ってしまったり、また途中から買ったりと、紆余曲折あったが、
38巻にして壮大になったストーリーに着地点をつけて破綻させず、
最後までファンの妄想を終わらせないIFの世界を残しきった物語は、
31人の生徒全員を活かしきった作品として正しい様な気がする。
そんなわけで、今のところ唯一認めてるハーレム作品が、
この「魔法先生ネギま!」なのである。
第1巻を読んだのは、今から数年前のこと。「美少女に囲まれるハーレム作品」
に免疫がなかった(まぁ今も得意ではないのだけど)のもあって、
正直に言って、読む前は完全になめくさっていた。
しかし、立ち読みながら実際に6巻ぐらいまで読んだ感想は、
「意外と面白い!」であった。ハーレム感はやっぱり満載だし、
サービスカットもところかしこにあって、男の欲望が「これでもか!」と
全面的に出ていたのは想像通りだったが、想像以上だったのは
ストーリーの基盤がめちゃくちゃしっかりしてることだった。
31人の生徒がそれぞれ個性を発揮させる物語を描くだけでも、
並大抵ではないのに、行き当たりばったりで描いてる感や、
とりあえず女の子を多く出して喜ばせればいいや感が全然ない。
10人ぐらいまでなら、どうにかできなくもないかもしれないが、
31人はキャラ設定を考えるだけでも自分にはとてもできないと思い、
ハーレムものだからといって軽視できる作品ではないと、
感心してしまった。それが出会いである。
それ以後は、密かに買い集めたり、一時読まなくなったり、
売ってしまったり、また途中から買ったりと、紆余曲折あったが、
38巻にして壮大になったストーリーに着地点をつけて破綻させず、
最後までファンの妄想を終わらせないIFの世界を残しきった物語は、
31人の生徒全員を活かしきった作品として正しい様な気がする。
そんなわけで、今のところ唯一認めてるハーレム作品が、
この「魔法先生ネギま!」なのである。
閑話休題な話を補足。
最終的に、31人の女の子で誰が一番お気に入りだったかを書くと、
意外…かどうかは分かりませんが、村上夏美です。
一般人代表として地味ながら、要所要所で何気に光る活躍を見せ、
ネギでなく小太郎との純ラブコメ展開は、少女漫画的な甘酸っぱさがあり良かったです。
相変わらず、お互い素直じゃないWツンデレな感じの関係が好きなんでしょう。
それがあっての告白めいた言葉を思わず口走ってしまったシーンの可愛さは異常!
それにアーティファクトの能力にも強い共感を持ちました。
私もアーティファクトとかスタンド能力とかアリスとか念を得れたとしたら、
きっと夏美みたいな感じの能力になりそうな気がするのです。
第8位:学園アリス(8巻)
詳しい感想はこちらの記事に書いてます。
小学生が主役の少女漫画なんて女の子向けだろ?と侮ることなかれ。
コメディ、シリアス、センチメンタル、ラブ、どの面を取っても素晴らしく、
大人の男が真面目に読んでも全然いけるはずです。未見の方もぜひお試しに。
こっそり宣伝すると、9~12巻の感想を7月中に投稿予定です。
第7位:PandoraHearts(16巻)
この漫画の感想もブログに書いてるので、詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
パンドラハーツは10巻ぐらいまではネタ的な弄りを中心として読んできましたが、
首狩り編以降は緊張感は高まり、謎が深まる物語にのめり込んでいき、
シリアスな方向性でも真面目に楽しめる作品として昇華されました。
(弁解しておきますが、根底のストーリーは最初から一貫して超シリアスな作品です)
15~17巻の内容は、これまでの物語にあった伏線が集約された、
完成度の高いミステリー&ファンタジー漫画として広くオススメできます。
個人的にはその中でも特に16巻は、ずば抜けて良かったですね。
物語の構図を逆転させて、隠された真実に近づくミステリー成分と、
ダークファンタジーらしいヒリヒリするような闇に包まれる物語の融合が見事です。
第6位:ちはやふる(17巻)
ちはやふるはアニメで見た後に、16巻までをネカフェで読み漁りました。
漫画もアニメと同様に、文句なしで面白かったので17巻は買いました。
少年ジャンプに連載されていても、何ら不思議がないぐらい、
ストレートに「カルタの情熱」が伝わる熱い物語です。
でもその熱さを少女漫画というオブラートに包むことによって、
「鬱陶しい熱血」ではなく「爽やかな情熱」として成立させています。
主人公の千早は女の子だけど、いかにも少年漫画の主人公的なキャラで、
太一は男の子だけど、中身はまんま少女漫画の純情乙女な構図も面白い。
17巻の新VSしのぶは、非常に見応えある戦いとでした。
アニメで描かれたB級決勝戦の太一VS肉まんくん、D級決勝戦のかなちゃんVS机くん
だったり、千早VSしのぶをわりと早い段階で描いたり、
末次由紀先生はストーリー上のマッチメイク妙技に長けてると思います。
これからの展開、そしてアニメ2期も楽しみです。
漫画編の5位~1位は別記事に続きます。
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