逆境無頼カイジ 第二十話「鬼神」

第二十話の感想です。

諸事情もあって投稿が今日になってしまい、既に二十一話の放送が押し迫っています。
いよいよ佳境も佳境と言った二十話台突入で、後1ヶ月ほどで放送が終わることを思うと、
寂しくもあり、毎週投稿していたものが終わる分を、どう埋め合わせするのかも、
考え始めなければいけない時期になってきました。
他に毎週感想書けるアニメでもあれば良いですけど・・・。


さて、前回突然ボクシングに目覚めたカイジ(誤解)ですが、更に頭突きまで始めます。
今現在、頭突きが認められている総合格闘技は、私が知る限りでは無いと思うのですが、
プロレスでなら認められているかもしれないので、
ボクシングではなく、プロレスを目指し始めた線も出てきました。
・・・下らない惚けは必要ないですか。

とにもかくにも、絶叫の後、血みどろで出てきて、そのまま席に戻るカイジですが、
利根川先生は既にカイジの目論見を予想しており、その策を破るため、
時間を置いた後にイカサマ時計を見て、カイジの状態を推し量ります。
そして、いよいよ「18」を賭けた、11戦目が開始。

ボロボロのカイジに対し、何の緊張感もなく、イカサマに頼った利根川先生は、
2枚目にあっさり皇帝を出し、カイジに止めを刺しにきました。
要するに、体温や発汗などの上昇が感じられない以上、
勝負カードである奴隷を出しているわけがないという判断です。
利根川先生は勝利を確信し、後ろでは墓場鬼太郎も真っ青の極悪S級妖怪会長が、
どんな美味い料理を前にした時よりも、よだれを流して喜びます。


がっ・・・!しかしっ・・・!
カイジは、ブルーアイズホワイトドラゴンを召喚する時の某社長並のオーラで、
死んでいった仲間たちの無念のこもったカード、すなわち奴隷を開く!!

遂に奴隷側で勝利!しかも、「18」を賭けていたため、900万獲得!
とはいえ、その代わりに、片耳を失うという代償があります。
片耳を失う代わりに900万を得れるとしても、私だったら(誰でも普通そうでしょうが)
100%やりませんし、そもそも耳を自分で切る事自体できません。
実際得をしたわけではないので、確実に損は損です。
ただ、カイジの置かれた状況から見れば、これがギリギリの策略であり、
また、金以上に、イカサマをしていた利根川先生に一矢報いたい気持ちは分かります。

まさかの敗北により、会長と利根川先生が企業の上司と部下の関係になり、
カイジのことそっちのけで、会長のネチネチ説教が始まっている中、
カイジは目標である2000万円獲得へ、更なる逆襲の光明を見つけ出し、
最後の12戦目に、またも「18」を賭けると宣言します。

いよいよ、Eカード、そしてカイジVS利根川先生のラストバトルへ!
ここからは、イカサマなしの極上の心理戦が始まります。
最終決戦に勝つのは、片耳を失った持たざる奴隷側のカイジか、
汚名返上に燃える、全てを持つ皇帝側の利根川先生か!
来週(もう今週か)も「おまえのざわ・・・ざわ・・・が、俺にも届いた!(三崎選手調)」

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