DREAMはやれんのか!?(後編)

後編では、発表されたことの細部について。


谷川貞治が総合格闘技から退陣

これは、はっきり言って喜んでいる人も多いでしょうし、私も前々からルンバ(FEG)は、
K-1に専念して欲しかったので、とりあえずは一安心でしょうか。
正直、ルンバのカードの組み方は理解できないものが多すぎました。
まだあからさまに視聴率を狙ったカードはそれで分かりやすいですが、
桜庭VS船木や、桜庭VSホイスの再戦などは、ファンの声を無視して、
自分が個人的趣味で見たいから組んでいるとしか思えません。
退陣したからと言って、会見や会場に全く姿も見せないことは考えにくいですが、
黒魔術やサダハルンバ症候群からは、少しでも回復して欲しいものです(笑)



TBSの放送及びPPV

どうやら、旗上げ大会は、既にTBSで当日19時から放送が決まっているようです。
通常ならば、『PRIDE』でもそうそうなかった、ゴールデンタイムの放送で、
感謝こそすれ、批判なんてあるわけないのですが、何せ「あのTBS」ですから、
これに喜んでいる人は、総合格闘技ファンの中では、ほとんど居ないと思います。
私としては、TBSは当日でなくとも、1~2日後に視聴率の取りやすい編集で放送し、
ライト層はそれを見れば良いし、当日にリアルタイムでフル放送を見たい人のために、
PPV放送を別に実施すべきだと思いますし、それを強く望みたいです。

地上波のカット放送しか、テレビで見れないのは残念でなりません。
最初からフルで見たい人も多く居ると思うので、どうかお願いします。
元やれんのか!スタッフは、その気持ちを分かってくれてると思うので、
TBS側が視聴率のことなどでごねて、却下しないかが問題ってとこでしょうか・・・。
最悪、佐藤さんの演出や入場シーンまでノーカットで含めたDVDを後で発売するべきですね。
視聴率狙いの内容を、1回流しておしまいでは、コアファンは満足しません。
TBSの既成概念を壊し、フジでPRIDE放送していた時のような感じで、
地上波でも流すことができれば良いのですが、今の所最も不安な点です。



開催(会場)日程

2007年と比較すれば、濃密なスケジュールで、
たまアリだけでも4回あるため、この上戦極も継続して行く事になれば、
2006年を越える観戦数にもなりえます。
(実際にはまだ何も決めてませんし、どちらも旗上げ大会を見てからの話ですけど)
しかし、一つだけ、先走りですが見直して欲しいのは、
ライト級GPの決勝戦が大阪ってのは、ちょっと待ってくださいよ!
いや、大阪在住の熱心なファンの方には申し訳ないのですが、
会場を調べたら、1万5000人規模ぐらいの会場のようで、
開幕や2ndよりも狭い所で、決勝戦をやるというだけでも納得いきません。
せめて大阪ドームじゃないのでしょうか。

まあ7月のことなので、今後変更もありえるでしょうけど、
決勝はできればたまアリでやって欲しいですけどねえ・・・。
地方の人に比べれば贅沢すぎると言われればその通りですけども、
う~ん・・・場合によっては大阪に行くか?(笑)



戦極との関係

戦極については、また別途記事で書きたいと思っているのですが、
実際両者の関係は、非常に微妙な感じにあると思います。
『PRIDE』とHERO’Sのような、冷戦や明らかな対立構造ではないにしても、
関係は悪くないとお互い言ってはいますが、本当の所は全然見えてきません。
大晦日には、大連立して更なる夢カードを組んで欲しいですけども、
戦極の言う、他団体に出ても良い契約というのがどうなってるかですね。
まあ、お互いにまだ旗上げもしていない段階であって、
最初から一つにならなかっただけで、ここから何をコンセプトに、
どんな方向性と世界観を魅せるのかが重要になるでしょう。

現在での最も残念・・・という言葉も、ちょっと適当ではないのですが、
心残りは五味選手がDREAMのライト級GPに居ないことですよね。
これは誰が悪いとかいう単純な問題ではないと思うのですが、
見る側としては、やっぱりあそこに名を連ねて欲しかったです。
その五味選手についても、戦極に関する記事の時に詳しく書こうと思います。



ミドル級GP

ライト級はざっと見ただけでも、十分なメンツが揃っているのですが、
ミドル級GPの方はちょっと心配であります。
正直、このメンバーで言ったら、優勝候補の筆頭は秋山というのが本当の所でしょう。
成敗して尚、『ストップ・ザ・秋山』をテーマにするのは、アンチ意識も含めて考えれば、
それほど悪くもないのですが、結局主役は秋山になってしまう感もあります。

これは個人的な意見ですが、今こそ桜庭選手は秋山ともう1度戦って欲しいです。
本人はもう関わりたくもない気持ちかもしれませんが、桜庭絡みで燃えるカードと言えば、
秋山か田村選手になるはずです。あの頑固者が、試合をすぐ受けるとは思えないので、
ミドル級GPを盛り上げるなら、桜庭VS秋山をやって欲しいです。
反則直後は、再戦を組んで欲しい等とは、全然思いませんでしたが、
秋山の存在が事実上認められ、桜庭選手が再びあの地に足を踏み込むとしたら、
避けては通れない遭遇になるでしょう。

戦極から三崎、瀧本選手辺りは、本当は出て欲しい所なんですけどね。
戦極目線で言ったら、冗談じゃないかもしれませんが、やっぱりGPは路線としても、
分かりやすいですから、特に戦う相手が居ないのであれば、是非出てきて欲しいです。
他にゲガール・ムサシ、パウロ・フィリオは呼べるなら呼んで欲しいです。
それ以外のメンツについては、出場予定選手が発表された時にまた触れます。



今後の記事の予定としては、戦極についてはカードが全部出揃った時点で、
まとめて書こうと思っています。DREAMも、カード発表に合わせて随時書くつもりです。
開催前の両イベントの比較なども、お互い出揃った時点でしたいです。
2007年も、今頃はまだウキウキしていた頃でしたけど、
今年は3月から12月まで、ワクワクできるような夢の続きを見せてくれることを願っています。

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